E-CUS project

EXHIBITION

ウズナオムオム 駒込 #01 RYUNOSUKE GOJI

2016年08月14日(日)〜2016年09月30日(金)

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展示概要

駒込の六義園すぐ裏手にオープンしたパンケーキカフェ「ウズナオムオム駒込」にて、数ヶ月に1回を目安に展示を企画しています。
その第1弾、2016年08月14日~09月30日の間、美術家の郷治竜之介の作品を展示いたします。

  • 会場:ウズナオムオム 駒込
  • 地域:巣鴨・駒込
  • 業態:カフェ
  • 作家:郷治竜之介/RYUNOSUKE GOJI
  • 期間:2016年08月14日(日)〜2016年09月30日(金)
  • 時間:11:00~20:00
    reception party : 8/21 18:00-22:00
  • 定休:毎週月曜・第一火曜・9/7
  • 住所:東京都文京区本駒込 6-15-18 クリエイション六義園 1階
  • site:http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13197674/

作家紹介

 郷治竜之介は、2013年に東京芸術大学美術学部絵画科油絵専攻を卒業後、主に油絵の制作や展示の企画を続けている作家です。
 特定の種類の植物の葉が幾重にも重なりあう様子を、その全体像が表れないように描きます。また、その背景は白であったり黒であったりと、そこに葉の群れだけしか存在していないような世界を描いています。
 葉というモチーフを選び、背景を描かないようにしているのは、見る人の思い入れによって、何らかの関連性を見つけてしまう物体の組み合わせや、何らかの物語が想像できてしまうような風景を避けた結果だと彼は説明します。

 記憶にも残らないような形の植物を意図的に視界の中に留め眺め凝視していると、その全体を捉えようと、もしくは部分部分の葉を捉えようと、ピントが遠ざかったり近づいたり、視界が広がったり狭まったり、色々なフレーミングで、その物体を捉え始めます。
 そして、全体も部分も捉えづらい曖昧な距離感で観察された瞬間、その対象は、今までと違う未知で奇妙な得体の知れない、物体とも風景ともどちらにも属さない、錯綜とした不気味な見栄えの現象となって立ち上がってきます。

 見ているものが物なのか風景なのか認識しづらい、その不思議な現象のさなかにある、ぼんやりと反射された奇妙な光の動きの連なりだけを追って、立体とも模様とも捉えづらい奇妙な緑色の雰囲気だけを描きだす事に成功しています。

文章|湊健雄

会場案内

ウズナオムオム 駒込/ウズナオムオム コマゴメ

  • 地域:巣鴨・駒込
  • 業態:カフェ
  • 時間:11:00~20:00
    reception party : 8/21 18:00-22:00
  • 定休:毎週月曜・第一火曜・9/7
  • 住所:東京都文京区本駒込 6-15-18 クリエイション六義園 1階
  • site:http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13197674/