E-CUS project

EXHIBITION

cotton #15 RYUNOSUKE GOJI

2018年07月09日(月)〜2018年08月31日(金)

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展示概要

 浦和のヘアサロン“cotton”にて1年間、2ヶ月に1回のサイクルで展示を企画しています。総計で月に800人ほどのお客様が来店され、2ヶ月に1度のペースで顧客が髪を切りに来店されます。その度に違う作品が見れるよう期間を設けました。

 その第15弾、2018年07月-08月の間、作家の郷治竜之介の展示を行います。

  • 会場:cotton
  • 地域:さいたま•浦和
  • 業態:ヘアサロン
  • 作家:郷治竜之介/RYUNOSUKE GOJI
  • 期間:2018年07月09日(月)〜2018年08月31日(金)
  • 時間:10:00-21:00 / 土、日、祝:9:00-20:00

  • 定休:第2・第3火曜日
  • 住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-16-4
  • site:http://www.cotton-style.com/index.html
  • site:http://beauty.hotpepper.jp/slnH000038299/

作家紹介

 郷治竜之介は、2013年に東京芸術大学美術学部絵画科油絵専攻を卒業後、主に油絵の制作や展示の企画を続けている作家です。

 特定の種類の植物の葉、あるいは作家によって作成されたデジタル構造体が幾重にも重なりあう様子を、その全体像が表れないように描きます。また、その背景は白であったり黒であったりと、そこに描く対象だけしか存在していないような世界を描いています。

 背景を描かないようにしているのは、見る人の思い入れによって、何らかの関連性を見つけてしまう物体の組み合わせや、何らかの物語が想像できてしまうような風景を避けた結果だと彼は説明します。

 記憶にも残らないような形を意図的に視界の中に留め眺め凝視していると、その全体を捉えようと、もしくは部分部分を捉えようと、ピントが遠ざかったり近づいたり、視界が広がったり狭まったり、色々なフレーミングで、その物体を捉え始めます。

 そして、全体も部分も捉えづらい曖昧な距離感で観察された瞬間、その対象は、今までと違う未知で奇妙な得体の知れない、物体とも風景ともどちらにも属さない、錯綜とした不気味な見栄えの現象となって立ち上がってきます。

 見ているものが物なのか風景なのか認識しづらい、その不思議な現象のさなかにある、ぼんやりと反射された奇妙な光の動きの連なりだけを追って、立体とも模様とも捉えづらい奇妙な雰囲気だけを描きだす事に成功しています。

文章|湊健雄、郷治竜之介

会場案内

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