E-CUS project
ARTIST
前田 麻里 / MARI MAEDA
- 1988 千葉県生まれ
- 2012 東京藝術大学 美術学部 建築科 卒業
- 2013 アトリエMAERIA. 主宰 (オフィシャルサイト)
経歴
グループ展
- 2008 ダンス白州 建築設営/撮影記録
- 2011 芸大art plaza大賞展 入賞
- 2012 グループ展「まるまらないまとまり」/千駄木空間
- 2014 音まち千住の縁フライングオーケストラ縁日(コンクリートドロップ)
- 2014 アート千代田3331夏祭り三三三市(コンクリートドロップ)
- 2015 39アートin向島
- 2015 セレクトショップFumee企画展「街と町」
個展
- 2009 ダンス白州記録写真展「夏華」/中野plan-b
- 2012 「PALALLEL/反転する皮膚」/garelly元町
- 2013 救世軍清瀬病院×前田麻里 作品展「らせん」
- 2014 個展「Gather」/曳舟Spice BAR 猫六
- 2015 個展「Gather-another story-やさしい雨」/曳舟Spice BAR 猫六
- 2015 個展「Gather-second season-雲を掴むいのり」/曳舟Spice BAR 猫六
- 2015 前田麻里インスタレーション「BLUE WINDOW」/アトリエ犬屋敷
作家紹介
前田麻里は、東京藝術大学美術学部建築科を卒業後、人々の様々な側面の違いを受け入れる事をテーマに、主に絵画や立体を発表している作家です。
最近では、作家自身が住んでいる下町(向島)の街や生活をモチーフにドローイングやオブジェクトの制作を行っています。彼女を取り巻く空間や出会う人、その生活の中で感じられる全ての事象から、彼女の心の中に特に印象に残った形や風景や出来事を重ねあわせ、街の壁に落書きをするかのように、ベニヤ板に作家の心の内側を描いています。
そのイメージは、人々が持つそれぞれの姿の違いやそれぞれの価値観の違いを受け入れてもらえるような抱擁感があり、人の肌のような色のベニヤ板の下地に描かれた青い色彩は、冷たさではなく暖かさが感じられる色彩になっています。
柔らかな線で描かれた人や風景は、空や海や雨のように、見る人の心を優しく包み込みます。
文章|湊健雄