E-CUS project
ARTIST
横山 麻衣 / MAI YOKOYAMA
- 1989 神奈川県生まれ
- 2018 東京藝術大学大学院 美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域(版画)修了
- site:https://www.yokoyamamai.com
主な展示など
- 2016 FACE展 2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東京)
- 2016 〈コレクター推薦作家展シリーズ〉Vol.1 山本冬彦推薦作家展 ?新進気鋭作家9名?(東京九段耀画廊、東京)
- 2016 個展〈E-CUS project Cotton #07 「MAI YOKOYAMA」〉(Cotton、埼玉)
- 2015 日本頂尖版畫六人聯展(日本のトップ版画六人展)(金魚空間、台湾/台北)
- 2015 日本×イタリア現代美術展2015(ARTE GIAPPONE,イタリア/ミラノ)
- 2015 第7回G-9(B-Gallery・京都アートゾーン神楽岡、東京・京都)
- 2014 個展 ─DAZZLER─(B-gallery、東京)
- 2014 mirage ─逃げ水の追い方─(メタルアートミュージアム光の谷、千葉)
- 2014 Art Apart Fair(シンガポール・パークロイヤルピッカリング)
- 2014 Art Fair Dubai 2014(ドバイ)
- 2013 晴海フラワーフェスティバル2013〜インフィオラータ in Triton〜(晴海トリトンスクエア、東京)
- 2011 ネオ・ブッディズム(KIDO press,inc、東京)
- 2011 医×美(Gallery LE DECO、東京)
- 2010 Entrance Fee - drawings by emerging artists(Art Market WHOLE、東京)
受賞歴
- 2016 FACE展2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(入選)
- 2013 大学美術館買上げ賞(収蔵)、O氏記念賞
- 2012 上野芸友賞、町田市立国際版画美術館収蔵賞
作家紹介
横山麻衣は、東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程美術専攻を修了後、版画の手法を併用しながら、色鉛筆やクレヨンやマーカーによって描かれたドローイングを中心に制作をしている作家です。
幼い頃にノートの端に描いていたような、単純でシンボリックで印象的な落書きのような記号的モチーフを、キャンバスの大きさは決めずに期間だけを決め、どこまでも何百個何千個と描き続けます。
全体的な輪郭を決めずに、何かに突き動かされるように意識的に一個一個と描かれた記号群は、無意識に綴られる幾つもの関係達の中に取り込まれていき、様々な人間や物体の縦横無尽な動きや在り方を内包しながら、幾重にも時間が堆積された、どこまでもいつまでも流動的に広がり続ける都市のような表情を垣間見せます。
作品の中にある一つの記号を意識的に見てみると、その隣にある記号へと視線が移ります。両者の関係性を見つけようとしても、よく分からず、その手がかりを見つけようと、さらにその隣や周辺へと、きっかけを求めて辿っていくと、視線はうろついて、何を見ようとしていたのか分からなくなり、様々な場所や時間や風景が交じり合った走馬灯のような世界へと誘われます。
人々の心や頭の中にある数々の記憶や経験は、脈絡もなく雑多に集められたとしても、小さなムクドリが群れとなって動いて一つの何かに見えるように、有機的に融合されたかのような不明確でハッキリとしない輪郭を持つ蠢く一つの存在や雰囲気となって、その人の心や思考を活気づけるモノなのかも知れません。
文章|湊健雄
E-CUS project
代官山地下グルメ街 #02 MAI YOKOYAMA
- 期間:2019年06月05日(水)〜2019年06月30日(日)
- 作家:横山麻衣/MAI YOKOYAMA
- 会場:代官山地下グルメ街
E-CUS project
cotton #12 cotton collection
- 期間:2017年3月4日(土)〜2017年4月4日(日)
- 作家:平澤賢治・小左誠一郎・佐々木成美・衣真一郎・鈴木真理子・佐藤令奈・横山麻衣・木原千春・石橋征子・ザキール サラム/
- 会場:cotton