E-CUS project
ARTIST
島田 真悠子 / MAYUKO SHIMADA
- 1989年 神奈川県生まれ
- 2012年 東京芸術大学美術学部絵画科油画 卒業
- 2015年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画 修士課程 修了
- 2015年 シュトゥットガルト造形美術大学(ドイツ)へ2年間BW奨学生、DAAD奨学生として留学。
- 2016年 帰国
- >>>web site
個展
- 2012年 「世界とつながる場所、世界は無数にある。あなたやわたしにあるように。」Rise Gallery, 目黒、東京
- 2012年 「Play Ground」Rise Gallery, 目黒、東京
- 2013年 「Daydream」Rise Gallery, 目黒、東京
- 2015年 「entrance=exit=others」Rise Gallery, 目黒、東京
グループ覧
- 2012年 「Tokyo-Texas」Rise Gallery, 目黒、東京
- 2013年 「植田工・島田真悠子」Rise Gallery, 目黒、東京
- 2013年 「植田工×島田真悠子×水尻依子×椋本真理子」
- 2014年 「Gesammt Ausstellung」Stuttgart, Germany
- 2017年 「山口百花 + 北上ちひろ + 干場月花 + ikedaayako + 島田真悠子」Rise Gallery, 目黒、東京
ステイトメント
眠りから覚める明け方に見る夢や、時間を経て変容されてしまった記憶、または、ふとした時に浮かぶ空想などの内面にのみに存在するイメージを表現の基本として私は絵画や立体を主体に制作しています。
内向的性質の強い私にとって美術は、現実と内的世界の均衡を保つ役割を果たしています。
人が存在する以上内と外の世界が存在し、そこに隔たりができることは避けられません。
しかし、その境界を少しだけ曖昧にできるとしたら、人が内包する生来の孤独が少し解消されるような気がしています。
また、頭の中で日々現実から刺激を受け生成されているイメージは、常に浮かんでは消えを繰り返しているので自ら意図的に何かしらの方法で外に出さなければ、他者と共有することも目に見える形で蓄積させていくこともできません。そしてそのまま何もしないでいると、まるで最初から存在しなかったように消滅し、また新しいイメージが生まれてゆきます。
しかし、イメージの中には消えてしまうにはあまりに勿体無い美しさと精神的豊かさ、そして自由さがあるものもあります。
私はそういったイメージを取りこぼさないように意識して記録し、拡げてゆきたいのです。