ELLIS BAR /秋葉原
紹介
秋葉原駅から徒歩5分ほどにあるラグビーに特化したスポーツバー。店名は、ラグビーの発明者として有名なウィリアム・ウェッブ・エリスから取られている。湊健雄が中学・高校・大学とラグビーをしており、その縁と愛で設計している。
所在地: | 東京都千代田区 |
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用途: | 飲食店 |
延床面積: | 30.09㎡ |
設計期間: | 2013.11~2014.02 |
施工期間: | 2014.03~2014.04 |
設計: | 湊健雄/湊健雄事務所 |
施工: | セイフティーサービス |
写真: | 乙咩海太 http://www.otomekaita.com/ |
空間構成
一般的なスポーツバーのように、TVが空間の四隅の天井に申し訳ない程度に備えつけられているのではなく、さながらラグビーのグランドにそびえるHポールのような大きな存在感の試合映像が見れるように、プロジェクターと投影される壁面の関係を慎重に設計し、天井と腰壁に収まるギリギリの大きさで映像を投影している。
また、自主制作した壁面照明が背景となった棚を設計しており、お酒のボトルの輝く陳列が、投影された映像の明るさや激しさに負けずに鑑賞に値するようにデザインした。
大きな二つの光るディスプレイは、屋外からガラスのファサード越しに、その存在が容易に目視出来るような位置に配置しており、夜の街にラグビーとお酒が大きめに光輝いている。
内装素材
流れる試合映像の鮮やかな色合を邪魔しないように色数は抑え、グランドの土やラグビーボールの革の色、茶色を基調としている。
ただし、ラグビーの躍動感が空間にみなぎる雰囲気を作り出す為に、プレイヤーがグラウンドで揉み合っている時のストライプジャージの歪んだ激しい模様をヒントに素材を選んだ。茶色の素材は色幅が広く存在しており、その振れ幅を広いまま派手に用いたので、違う色を使わずとも鮮やかで野性味のある印象的な雰囲気が作り出せたように思う。
そして、店内で唯一の曲線のフォルムを持った楕円の鏡は斜めに取り付ける事で、試合のさなかにグランドを縦横無尽に転がっていくラグビーボールを連想させ、店内の斜めの床のデザインと相まって空間に疾走感を生んでいる。
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